座禅体験
先日、ブログで紹介した泣き相撲。その開催場所である長興寺で座禅の会が
行われていることを知り、住職の松下さんへ体験参加を打診。快諾を受けて参加。
毎週日曜の早朝(6時30分集合)から定期的に行われている座禅の会。
初参加の自分はなにもわからず・・・戸惑い気分・・・
でも参加者の方が親切にいろいろ教えてくれた・・・仏教の慈愛・・・
基本は「調身・調息・調心」。静かに自分を調えること。
それから座禅場への入り方、座り方、礼の仕方・・・などなど。
「礼に始まり礼に終わる」日本の精神文化の礎を感じる。
さて、座禅を組めない自分に「片足だけでも組んで」(はんかふさ」と言われ、
組んでみる。結構、きつい。それでも何とか格好がついた。
松下住職が座禅場に入ってきて、座禅開始。
どのくらいの時間が経過するかもわからず(もちろん時計はない)、ただ眼を閉じて
心を落ち着ける。「いつまでに」「どこまで」・・・という目標概念がなくなり、ただ座って
いるだけの自分がいる。そこに呼吸するだけの自分。
いろいろな音だけが妙に冴えて聞こえてくる。
山鳩の鳴き声、人の暮らしの始まり・・・さまざまな音が研ぎ澄まされてくる。
松下住職の警策を行う足音もはっきりしている。
まわりにある音によって、自らの存在に気づく・・・そんな感じだろうか。
座禅の会のあとは会員の皆さんで座禅場回りの草取り。
感謝、奉仕、新たな喜びの発見。
長興寺の座禅参加で心身充実の体験を。
長興寺は国道1号バイパス原団地交差点を南へ。
旧東海道沿いにあります。
URL:http://www11.plala.or.jp/cyokoji/
ぬま研研究員 うっちー09
長興寺の正式名称は海上山長興寺。開山当初(640年前)はお寺が砂州の上にあり
当時、海が満潮時のときに根方街道から寺をみると海の上に建っているように見えたため、この名が付けられたらしい。